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「西東京七夕まつり」初開催へ スカイタワー西東京をササに見立て短冊奉納も

西東京地域で一番星に近い「スカイタワー西東京」を笹飾りに見立てる

西東京地域で一番星に近い「スカイタワー西東京」を笹飾りに見立てる

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 「西東京のてっぺんに七夕短冊とどけよう」をキャッチコピーに7月7日、「西東京七夕まつり」が高さ195メートルの電波塔「スカイタワー西東京」(芝久保町5)のタワー敷地内で初めて開催される。市内の小学生や幼稚園児たちが願い事を書いた短冊の奉納や、高さ10メートルからの「超高速流しそうめん」も初披露する。

高さ195メートル。ランドマーク的存在で「田無タワー」と呼び愛着を持つ人も多い

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 日本の伝統文化と現代文化を融合させた新しいコミュニティの祭典として、今回が初開催となるイベント。市内の企業や有志による「西東京七夕まつり実行委員会」の「昭和20年代に田無でにぎわった『仮装行列』を復活させたい」という思いが、形を変えて実現した。

 当日は、田無神社の賀陽智之宮司がタワーでの短冊奉納を行い、田無工業高校の学生が製作した「超高速流しそうめん」もお披露目する。11時30分~21時に行うステージでは、地域で活動しているフラダンスやベリーダンス、市内に縁のあるジャズや演歌のほか、同タワーのマスコットキャラクター「そらぽん」と、市内のアニメ制作会社「エクラアニマル」のオリジナルキャラクター「キャラ丸」「ドク丸」も登場。地下1階のタワープラザでは、隣接する多摩六都科学館の高柳雄一館長による「七夕と星のお話し」が開かれる。

 7月7日までの期間は七夕特別ライトアップも行っている。ライティングをデザインした「Light uppers」の二反田和樹さんは「帯状に伸びた光の塔が現れるようにデザインした。願いを込めた光の帯が、夜空に登っていくように感じてもらいたい」と話す。

 同実行委員会は、西東京市内で活動するアニメ制作会社や駄菓子店、印刷会社などの企業や有志、エフエム西東京、田無タワーの社員など8人が集まり、1年前から準備してきた。実行委員長を務める田無タワー取締役技監の鈴木信克さんは「実行委員たちの思いがこもった、手作りのお祭り。西東京市の新名物にしたい。会場へのシャトルバスもあるので、年代に関係なく多くの人に来てもらい、七夕の一日を楽しんで交流してほしい」と熱を込める。

 会場内では「多摩地ビールまつり」も同時開催。西東京市や小平市、東久留米市のほか、多摩エリア各地からビールとフード、キッチンカーなど12店が集まる。

 開催時間は11時~21時。「超高速流しそうめん」はデモンストレーションで、12時30分~14時30分。

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