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東村山の漫画家が「アマビエール飯さん」イラスト公開 「自由に使って」

公開された「アマビエール飯さん」のイラスト

公開された「アマビエール飯さん」のイラスト

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 東村山市在住の漫画家・斉籐ふみさんが現在、自身のツイッターアカウント(@somemarusan)で「アマビエール飯さん」のイラストを公開している。

「#東村山エール飯」の応援マンガ第3弾より

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 創刊から携わる「思い出食堂」の読み切りや連載の「ごちそうリングイン!」など、食に関するマンガが代表作の斉籐さん。自身の母が長野県飯山市で焼き肉店を営んでいることもあり、「何か飲食店を応援したいと思って」始めたという。

 アマビエは江戸時代後期の瓦版に登場した妖怪で、疫病の流行を予言し「私の姿を描いた絵を人々に見せよ」と言って去ったとされる。長い髪にひし形の目とくちばし、人魚のような体とひれにも見える3本足が特徴で、SNSなどを中心にイラストや造形作品を投稿する人が相次ぐムーブメントを起こしている。

 斉籐さんは、SNSへのハッシュタグ投稿で飲食店を応援する「#東村山エール飯」とコラボする形でイラストを公開。口にくわえた食パンでユーモラスな表情を出し、手にはおにぎりや団子を持たせ、頭の上にピザやすしを載せてカラフルなアマビエに仕上げた。そのほか、多摩を散歩する「たまさんズ」たちが食レポとともに飲食店を紹介する形式の「東村山エール飯応援マンガ」も、随時ツイッターで更新している。

 「母の飲食店は台風19号による浸水被害に遭い、やっと改装工事が終わったところだった。そこにコロナウイルスの影響で団体客のキャンセルもあり、現在は緊急事態宣言を受けて休業している。飲食店の方々は本当に大変だと思う」と斉籐さん。「アマビエール飯さん」のイラストについては「飲食店を応援したいので、自由に使ってもらえれば」と話す。

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