久米川駅南口の飲食店に関わる情報をまとめた「久米川美食倶楽部新聞」が5月20日から配布されている。
地域の飲食店有志が集まり制作した同紙。創刊号となる今回は、「テークアウト」をテーマに13店舗の店主を写真とメッセージ付きで紹介し、それぞれのお薦めメニューや営業情報などを紙質にもこだわりながら見開きA2サイズにまとめた。
掲載店舗は「洋食レストランkitchen KEIJI」「キッチンバー DenjiN」「フランス菓子 シャモア」「斉藤商店(焼き鳥)」「bistroらぐ~」「あごひげ酒場」「政寿し」「麺匠 和蔵」「イタリアンダイニング Encuentro」「中国料理 麻辣椀」「久米川 絹(和食)」「おでん酒場 安太郎」「琉球酒場 美・ちゅら」(以上、栄町2)と、全て久米川駅南口の近隣飲食店。あらかじめ料理を注文しておけば、いくつかの店を回っても10分ほどで済む距離感がポイントだという。
発起人である「kitchen KEIJI」代表の古川圭二さんは「一つとして同じジャンルがないので、選ぶ楽しみがさらにアップすると思う。料理やつまみ、デザートまでそろえると豪華な食卓になり、夕飯を作るために買い物に行くよりも時短になる」と笑う。「久米川を盛り上げるために、情報をまとめた新聞を発刊したいとはずっと思っていた。自分だけでやるというのではなく、同じ思いを共有できる仲間と一緒に続けていきたい」と話す。
「既にさまざまな反響をいただいており、何かを発信すると次につながると実感している。今回は飲食店に絞ったが、決まりがあるわけではないので、それ以外の店を紹介するのもいい。今後も2カ月に1回のペースで発刊していけたら」と古川さん。「東村山エール飯などの取り組みもそうだが、地元愛にあふれた人たちが好意的に応援してくれて、本当にありがたいこと。情報発信を続けることで、久米川の飲食店は元気だなと思ってもらえれば」とも。
発行部数は3000部。掲載店舗と協賛店舗で配布する。