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2万平方メートル超の農地で「清瀬ひまわりフェスティバル」 大輪のヒマワリに期待

大輪のヒマワリに小さな手を伸ばす子どもの姿も(写真は昨年のもの)

大輪のヒマワリに小さな手を伸ばす子どもの姿も(写真は昨年のもの)

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 毎年市外からも多くの来場者が訪れる「清瀬ひまわりフェスティバル」が8月17日から開催される。

昨年の様子。子どもの顔と同じくらいの大きさに開いたヒマワリの花

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 約2万4千平方メートルの広大な農地(下清戸三丁目地区)で約10万本のヒマワリを鑑賞できる、都内最大規模の同イベント。石井ファーム、小寺ファームなどの地元の農家や「清瀬市農ある風景を守る会」らの協力により行われ、今年で12回目を迎える。

 同地区では元々、小麦の植え付けまでの期間に緑肥(畑の肥料)としてヒマワリが栽培されてきた。鮮やかに咲き並ぶ花の姿が美しいため、農家の好意と地域の協力を得て期間限定で農地を開放したことが始まり。広々と遠くまで見渡せるヒマワリ畑は年々評判を重ね、清瀬市の代表的な「農ある風景」となった。

 今年は長引く梅雨の寒さとその後の高温でヒマワリの生育が心配されたが、同市産業振興課の職員は「8月初旬の段階で1メートルの高さまで成長した株もある」と話す。「植物のことだけに開花日や最盛期はまだはっきりしないが、今年も期間中に多くの花を楽しんでいただけるのでは」と期待する。

 期間中、会場では採れたて野菜の直売やヒマワリの切り花販売などを行う。フェスティバルの一環として、18日には地元有志によるポリネシアンダンスショー(雨天中止)も行うほか、24日には気象衛星センター(中清戸3)で7月16日に移転してきた東京管区気象台と合同で「お天気フェア」も開催。パネル展示や施設見学、子どもが楽しめる実験コーナーなどを予定している。

 会場へは清瀬駅北口から無料シャトルバスが毎日運行され、レンタサイクルも貸し出す。専用駐車場はないため、市では公共機関の利用を推奨している。

 24日まで。開催時間は9時~16時(最終入場は15時50分)。入場無料。

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