小平市内の飲食店を巡る「小平グルめぐりスタンプラリー」が10月1日、始まった。主催は小平グルメの会。
人と店をつなぐことで小平の魅力を広げようと2012(平成24)年に始まった同企画。8回目となる今年は65店が参加する。新たに東大和市、立川市と隣接する中島町からの参加店もあり、東西南北をまたいで広く展開する。
真っ赤なラーメン「紅(くれない)」が看板メニューの「中華そば紅」(小川西町4)や、炭火焙煎(ばいせん)にこだわる「デナリコーヒー」(同)、トウモロコシの粉から作るトルティーヤが人気の「Tacos Mercado」(花小金井南町2)など、さまざまなジャンルのメニューが楽しめる。
同市産業振興課の飯泉さんは「これまでより範囲が大きく広がった。周遊する方は大変かもしれないが、期間はたっぷり2カ月あるので、ゆっくり楽しんでほしい」と話す。
期間中、参加店で飲食や買い物をした人を対象に300円につき1スタンプを進呈する。5個集めるとテーマパークの1デイパスポート(3組6人)と商品券(3,000円分または1,000円分)のどちらかに1口応募できるほか、ダブルチャンスとして65店のスタンプを集めた人を対象に、小平にちなんだ景品を用意するコンプリート賞も用意する(以上、抽選)。スタンプ台紙は市役所や公共施設、参加店で配布する。
今年のコンセプトは「小平の食『結び』」。飯泉さんは「チラシにも華やかな水引をあしらった。市内の個性豊かな店舗と市民とを『結ぶ』きっかけになれば」と意気込む。
11月30日まで。