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小平ふるさと村で「昭和の結婚式」 挙式カップル募集、「記憶に残る」式に

会場近くのグリーンロードを歩く新郎新婦と参列者

会場近くのグリーンロードを歩く新郎新婦と参列者

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 小平ふるさと村(小平市天神町3、TEL 042-345-8155)が現在、11月3日に行う「昭和の結婚式」に向け、実際に式を挙げるカップルを募集している。

 同イベントは2012年から毎年「文化の日」に開催し、今年で7回目。会場は小平市有形文化財にも指定されている、小平ふるさと村内の旧神山家住宅主屋。昨年は晴天にも恵まれ、一般客を含め約520人が来場した。参列者は親族と市長を加えた21人。新郎新婦の友人5人も主屋軒先の屋外で観覧し、2人を祝福した。

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 主催する小平市文化振興財団・事業課長の神山(こうやま)伸一さんは「とても明るい家族で、大変和やかに楽しく式が進んだ」と昨年を振り返る。参列者からは「ホテルや式場の結婚式には何度も出席しているが、あのような式は初めて」「郷土芸能の鈴木ばやしが忘れられない」「謡曲(の)高砂を初めて聴いた」「糧うどんがおいしかった」などの感想が寄せられ、好評だったという。「親族の記憶に残るすてきな式だった、と挙式者の2人も喜びを話してくれた。ふるさと村で挙式をして本当に良かったと満面の笑顔も見せてくれ、主催者としてこんなにうれしいことはない」と話す。「3年前の挙式者に偶然会った時も、『思い出の場所(ふるさと村)には、年に何度も訪れている。記憶に残る式を挙げさせてもらって感謝している』という言葉を頂いた。こうしてリピーター、応援団になってもらえるのは本当にうれしい」とも。

 神山さんは「古民家の活用として、伝統を後世に伝える行事として、挙式者の思い出づくりとして、こんなに心温まるすてきなイベントはあまりない。観覧する人もみんな笑顔で、幸せのお裾分けとはこういうことだと実感する。今年はどんな方が応募し、どのような式になるか、とても楽しみ」と期待を寄せる。

 応募締め切りは5月7日。挙式費用は38万円。新郎新婦のいずれかが小平市に在住または在勤であることなどの条件がある。衣装は和装で、1955(昭和30)年ごろに小平市域で行っていた結婚式の様式に沿って行う。式には小林正則小平市長が出席し、市民にも公開する。

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