
小林洋子小平市長が2月8日、2050年までに温室効果ガスの実質排出ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ宣言」を行った。
宣言は多摩地区で、多摩、武蔵野、調布、国立、狛江、府中、小金井、町田の8市に続くもので、東京都全体では24番目の宣言となる。
市担当者は「まず地域の脱炭素化に向けた調査を行い、取り組む内容を検討する」としており、その費用として992万2,000円の予算案を3月の議会に提出する。2021年度に作成した「第三次環境基本計画」も、今回の調査結果を元に目標数値の見直しを行う。
小林市長は「地球温暖化に起因すると見られる深刻な気象災害が世界中で発生している。こうした状況は小平市も例外ではなく、私たちの生活や健康を脅かしている。先人から受け継いだ豊かな自然環境を未来に引き継ぐため、環境にやさしいまち『エコダイラシティ』を目指し、市民一丸となって、この問題に取り組んでいきたい」と意気込みを見せる。
会場には同市の太陽光発電イメージキャラクター「ソラミ」と、マスコットキャラクター「ぶるベー」も応援に駆け付け、市長をサポートした。