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「FC東京」のモザイクアート 小平のサポーターが寄贈、4123人が写真で応援

制作されたエンブレムモザイクアート。(左から)「小平商工会」会長の鈴木庸夫さん、東京フットボールクラブ」代表の大金直樹さん、「小平商工会FC東京応援団アズロッソベント」の永田暁子さん

制作されたエンブレムモザイクアート。(左から)「小平商工会」会長の鈴木庸夫さん、東京フットボールクラブ」代表の大金直樹さん、「小平商工会FC東京応援団アズロッソベント」の永田暁子さん

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 小平商工会(小平市小川町2)が運営する「小平商工会FC東京応援団アズロッソベント」が,
サポーターから募った約7800枚の写真でJ1のサッカーチーム「FC東京」のエンブレムをあしらったモザイクアートフラッグを制作し、1月16日、寄贈した。

近づくと一枚一枚が応募作品であることが分かる。公式サイトでは、大きな画像で応募者が自身の写真を確認できる

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 写真は昨年11月、ツイッターで開いたイベント「#青赤追い風フォト」で、全国のサポーターから募ったもの。「『FC東京』に関係する写真」という条件の下、1週間の応募期間で3000枚を目標とした。終わってみると、応募総数は4123枚と目標を大きく上回った。同応援団の永田暁子さんは「イベント最終日の応募数が1800枚以上あり、予想を超えた盛り上がりを見せて驚いた」と振り返る。

 エンブレムフラッグは縦130センチ、横190センチの大きさで、集められた写真は基本的に全て採用したうえで、足りない枚数は重複して対応した。

 コロナの影響で贈呈式は特に行わず、永田さんらが直接チームの運営会社「東京フットボールクラブ」の代表、大金直樹さんへ手渡した。通常はクラブハウス内に設置し、ファンサービスなど練習が一般公開されるとグラウンドに掲出し、サポーターも見ることができるようにする。

 同応援団は「FC東京」の練習グラウンドがある小平駅周辺の商店の店主らが、2004(平成16)年に発足した非営利団体。2014(平成26)年には小平商工会と合併し『小平商工会FC東京応援団アズロッソベント』として応援活動を行っている。

 永田さんは「コロナ禍で思うような応援ができない中、何とか選手やチームスタッフの方々に、サポーターの思いを届けたいと発案した。少しでもチームの後押しができれば」と願いを込める。

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