学ぶ・知る

ジェイコム、コミュニティーFM局と清瀬市長選挙特番を放送 より地域密着型で

開票所で生中継するスタッフら

開票所で生中継するスタッフら

  • 10

  •  

 ケーブルテレビ局のジェイコム西東京は4月3日、清瀬金太郎清瀬市長の死去に伴う同市長選挙と市議会議員補欠選挙の開票速報特別番組を、東久留米のコミュニティーFMラジオ局「TOKYO854 くるめラ」(85.4Mhz)と協働で制作し放送した。

ジェイコム、コミュニティーFM局と清瀬市長選挙特番を放送 より地域密着型で

[広告]

 この取り組みは両局で番組を担当する得居泰司(とくいやすし)さんの発案によるもので、2022年12月26日の東久留米市長選挙に続き2回目となる。

 それぞれの局が制作する特別番組が同時刻に始まり、開票所や立候補者の選挙事務所から生中継を行い各局のスタッフらが相互に出演して放送を行った。ラジオではテレビ中継の音声のみを放送するなど、両局のメリットを生かす工夫をした。

 開票所では同社のカメラとリポーターが中継し、そこにTOKYO854社長の高橋靖さんが加わり詳しい解説を行った。高橋さんは合間にラジオの中継も行っており、終始「忙しい」と笑みを見せながら、「新しい試みで局内でも盛り上がっている」と話していた。

 ジェイコム西東京の大川宏侑(ひろゆき)さんは「地域をよく知るコミュニティーFM局のスタッフが中継やインタビューをすることで、より地域に密着した番組作りができた」と話す。「テレビで開票所からの速報をすると、結果をテロップにまとめたりする関係で時間がかかるが、協働の場合はラジオのプロの方が言葉で伝えてくれる。より速報性があり非常に効果的だった」とも。

 今後について大川さんは、「選挙報道だけでなく、他にも何か一緒にできれば」と期待を込める。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース