学ぶ・知る

東久留米のコミュニティーFM局 ラジオで防災「シェイクアウト訓練」放送

訓練に参加した子ども。合図と同時にテーブルの下に隠れる

訓練に参加した子ども。合図と同時にテーブルの下に隠れる

  • 22

  •  

東久留米のコミュニティーFMラジオ局「TOKYO854 くるめラ」(東久留米市東本町8)が5月24日、自宅で地震の避難訓練ができる「ラジオで防災!シェイクアウト訓練」の放送を行った。

東久留米のコミュニティーFM局 ラジオで防災「シェイクアウト訓練」放送

[広告]

 シェイクアウト訓練は、2008年にアメリカで考案された、大規模かつ場所を選ばない地震防災訓練。命を守る3つの動作「姿勢を低くする」「頭・体を守る」「揺れが収まるまでじっとする」の訓練を目的とする。

 「地震です。地震が発生しました。安全な場所を探しましょう。丈夫なもののそばでじっとしていてください。上から落ちてくるものに注意してください」

 11時30分ごろ、地震発生を想定したアナウンスが放送され、聴取者は合図に合わせて一斉に机の下に隠れるなどした。小平の家庭では子どもも一緒に訓練に参加し、キッチンテーブルの下にうずくまって頭を抱えてじっとした。こうして訓練は約1分間続き、終了した。

 訓練後、小林洋子小平市長は番組にメールでメッセージを送り、「防災は日々の取り組み、意識作りが大切」とし、「女性は非常用の持ち出し袋にヘアゴム、ヘアクリップを入れるのがお勧め」と、女性向けのアドバイスも加えた。

 ゲストで防災士の得居泰司さんは「災害には地域の助け合いが一番の防災になる。こうした訓練に参加することで、助け合いの輪が大きく広がっていってほしい」と期待を込めた。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース